なんだかんだ

言って小holidayで沖縄に来ているイハラダです。どうも。ちょいちょい用事があってのことなんですが、それでも実家に帰るのは結構楽しい。ちょっとワンダーランドトレインネタはお休みして、沖縄のはなし。


今日は現代美術作家でありイラストレーターをされているギマトモタツ氏のかわいいアトリエ/ギャラリーpointへ遊びに行ってきました。ギマさんwebはこちら。http://id43.fm-p.jp/309/ststdream/
ギマさんはイハラダ個人的に東京にくる前に結構影響を受けた(作品も、人間的にも!)作家さんの一人で、とってもかわいい絵を描かれる方。ギマさんは沖縄を代表するシンガーであるcoccoの同級生でもあるんです!高校時代の。
ギマさんのすごいところは、沖縄のアートの現状というか特質を理解して、それを冷静に活かしつつ、でもやっぱり総括的な視点と同様に感性的な沖縄らしさみたいなのが全開でかっこいいところ。



アートにおいても《沖縄らしさ》というのはすごくあって、沖縄という場の特性が政治や環境の場面で強い分、そういうことをメッセージとして(例えば戦争とか海の問題とか琉球的な伝統とか)作品に反映されていることが多いし、もちろん問題とかがなにか表現をしていく上での原動力になるのは人の心情として充分当然のことではないかと思います。そしてメディアや社会もそういう《沖縄らしい》表現に注目いていくので成功もしていくルートが結構確立されているのではないかなとも感じます。わかりやすい流れがあるし。しかしその反面、まったくそういう《沖縄らしさ》に触れてない作品が注目されていない現状もあります。
まあざっとですがそういう現状と特質があるにも関わらず、そういうことを知った上で、彼はイラストと現代美術の両方を行ってるのではないのかなっと思いました。現代美術系の作品においては珊瑚を扱ったりだとか、琉球人形という工芸品を扱ったりだとかしているんですが、イラスト系のワークではかなーりポップなかわいいかんじ。
そして世のコンセプチュアルアートたちを見て「沖縄のクジラとか見た方がおもしろいんじゃないの?」とさらっと言ってしまうところとか。


うーん、あまりうまく伝えることができませんが、とにかくかっこいいんですよね←
「クジラとかがおもしろい」ってそれはアートじゃないし、それとこれとはまた別だ!って思うけれど、そういうこともふまえた上でなんかそれでいい気がする沖縄なかんじ。なんくるないさー的精神です。うーん。

とりあえず、そんなこんなですごくすてきな作家さんです。沖縄にお越しの際はぜひアトリエギャラリーポイントへ。沖縄アートセンターという日比野克彦さんとかが関わられているアートセンターも隣接していて、アートまみれなかんじのところにあります。ぜひ。



最近けっこうガチめでブログを更新しすぎだなーと思いつつな日々です。
con-tempoブログをはじめたてのころとかけっこうあんぽんたんなことばかり書いていた気がする。
今も結構あんぽんたんですが。あんぽんたん前提でのガチめな感じ。


そういえば14日は世の中はバレンタインでしたが、東京のバレンタインってすごいですね。びっくり。
あんなに盛り上がると、結構一年間の行事のなかでもビックイベントのひとつですね。
クリスマス以下ハロウィン以上みたいな。いやー、すごいなー。


では。